【Apex legends】第1回「LMG最強じゃね?」
「LMG最強じゃね?」
昨年(2019年)2月、「荒野行動」や「PUPG」など、バトルロワイヤル型のシューティングゲームが世間で大流行していたその最中、またバトロワ系の新作が出たぞ!と世間を騒がせているゲームがあった。それが今回取り上げさせていただく「Apex legends」。FPSシューティングゲームだ。もちろんかく言う僕も、リリース後半年ほどで参戦している。
ゲームのプレイ日記であるこの「毎日ゲーム日和」の初投稿記念となる第一回だが、今回はこのゲームについてまた口うるさく語っていこうと思う。
富と名声と栄光かけて戦う血塗られた競技「Apexゲーム」
最初に、第一回ということなので、Apexのゲーム内容に関して少し触れていきたいと思う。
まずは世界観を簡単に(本当に簡単に、なんならちょっと雑に)説明していく。
”フロンティア”という宇宙地域では、数十年も武力戦争が行われており、ついにそれが集結したと思えば、フロンティアは戦争によって荒廃の限りを尽くしてしまい、そこに住む人々は自活の術を失ってしまう。フロンティアの民はなくなく故郷を捨て、資源と可能性に満ちた惑星群”アウトランズ”に移住する。しかし、アウトランズでは開拓者や探検家、アウトローたちが権力闘争に明け暮れていたため、新たな戦いの場が設けられた。それがフロンティア中のレジェンドが富と名声と栄光を懸けて戦う血塗られた競技「Apexゲーム」なのだ。
とまぁここまで説明したはいいが、とりあえずチームを組んで殺し合いをするゲームなのサ。
ゲームシステムとしては、従来のバトロワ型ゲームのように、航空機からチームでダイブし、現地で武器や装備を回収&調達、時間とともに狭まるダメージエリア(リング)の中に入りながら、最後に生き残ったチームが勝利となる。
さぁ次がApex最大の特徴となる、”レジェンド”達の紹介だ。レジェンドとは、ゲーム内でプレイできるキャラクター達の総称で、各々で異なる”アルティメット”(固有の能力のこと)をもっている。我々プレイヤーは、レジェンド達の能力を駆使して、戦況を有利に運んでいくのだ。
ブラッドハウンド…何かしらを信仰している謎キャラ。敵の姿を透視(サーチ)できる。
アルティメットは動きが早くなって五感がすごい(語彙力)
ジブラルタル…シールドを作ったり、迫撃砲を要請したりする、いかにもって感じの頑丈キャ
ラ。なんでもガタイで解決。公式設定でゲイらしい。
ライフライン…名前から察するにヒール系。救援物資を要請することもできる。使いやすい反
面、上級者にも多いイメージ。使いこなせるとカッコいい(偏見)。
パスファインダー…見た目は機械。ジップラインを繰り出したりなど、移動系の能力をもつ。
妙にお調子者キャラなので、敵にすると調子が狂う。
レイス…くノ一。性格がむずかしそう(偏見)。異空間を通って移動する。ポータルで2地点
間をつなぐこともできる。こんなことするヤツは人では無い。
バンガロール…女軍人。スモークを焚いたり、支援要請をしたり、戦闘特化型キャラ。僕はい
つもこのキャラを使う。理由は男よりカッコいいから。
ミラージュ…ホログラフを巧みに操る中年イケオジ。主にデコイを発生させて、敵を混乱させ
る。レジェンドの誰かになれるとしたらコイツかな。イケオジなので。
コースティック…毒ガス使い。見た目は完全に悪役。中年。ダメージだけでなく、視界にも影
響させるので、割と強キャラなイメージ。
オクタン…バイオのガスマスク集団みたいな顔。このキャラも移動系の能力。ドーピングで走
るのが速くなったり、ジャンプパッドを設置して大ジャンプする。
ワットソン…シベリアにいそうな女。電気をまとう柵などを設置する。説明不足のせいもある
が、地味なキャラ。たぶん性格も静か(偏見)。
クリプト…ドローンを使いこなす変態野郎(偏見)(変態は俺か)(クリプトファンの皆様、
すみません)。上級キャラ。韓国人っぽい雰囲気。
レヴナント…骸骨のような見た目の殺人兵器。身体能力が高く、相手の能力を無効化させたり
など能力がチートなので、シーズン4はみんな使っていた。
ローバ…見た目は老婆ではなくピチピチの女。盗賊なので、レアアイテム入手系の能力や、テ
レポートしたりなど、トリッキーなキャラ。
ランパート…最新シーズンで追加されたレジェンド。改造技術に長けたキャラで、シールドを
設置したり、ミニガンを設置したり、設置大好き。
レジェンドそれぞれに能力があるので、チーム編成ごとに、異なる戦略を考えていかなければならないのが、また面白い。
バトロワ系のなかでも異色のApex。PS4なら基本プレイ無料で遊べるので、まだプレイしていない方は一度遊んでみてはいかがだろうか。
シーズン6 初陣
つい先日、Apexを再インストールした。というのも、僕は元々シーズン4の頃までプレイし続けていたのだが、他のゲームに集中したくなってしまい、その間容量も無駄だったので一度アンインンストールしていたのだ。
「すまないApexよ。これからガンガンプレイしてやるからな、、、。」
ゲームに感情が入りすぎる痛い系プレイヤーの僕はそんなことを思いながらApexを開いた。するとどうだ、ゲームの雰囲気がまるでちがう!みない間に2シーズン分も進んでいたのだ。
シーズン6だと⁉︎ 時代遅れもいいとこだ。はやく戦場の奴らに私が帰ってきたことを分からせてやらねば(←?)。
早速、最もスタンダードなモードである「トリオ」(3人1組)に接続、パーティは僕がバンガロール(愛用キャラ)、二人目がパスファインダー、三人目がブラッドハウンドという、そこそこ戦略が練りやすい、いわゆる戦いやすいチーム編成となった。
開始後は、なにやら能天気なセリフで周囲のプレイヤーを挑発しているパスファインダーを横目に空を滑空、僕たちが目指した地点は落下途中にあるワープゲートから入ることのできる研究所だった。ここで一応言っておこう、僕は正直あまりここに入ることはオススメしない。理由は一つ、ここは開始早々、激戦区になる場所の一つだからだ。
「研究所」は、装備の調達にはもってこいの場所で、うまく行けば、パーティ全員が着地してすぐに安定した装備を整えられるくらいに、物資がたんまり置いてあるのだ。華麗なるスタートダッシュを決めたいツワモノ達は、常にここを視野に入れているといっても過言ではない。だからこそ、僕は虎の領域に足を踏み入れたウサギにはなりたくなかった(断固)。
僕は一人、「初陣は全力でプレイして、儚く散ろう、、。」と決意を固め、半ば諦め気分でワープゲートに飛び込んだ。研究所に入るとすぐさま物資の確保に入る。なんでもいいから敵よりも早く武器を手に入れなければ、戦う手段すら無いからだ。
「い、急げ、、、!!!」僕の分身バンガロールが血眼で武器を探し回る。正直敵が来ているかを確認する余裕などない。手当たり次第アイテムをかっさらっていく。だがしかし、、、
「武器、どこ、、、??」
一向に見つからない。というか、物資のありふれたこの研究所でレベル1(最弱)のアイテムと弾薬しか見つからない。こんなものでどうやって敵を倒せと言うのだ?え?弾薬を手に乗せて敵に投げつけろってか?できるかんなもん!俺はペ◯ン天道か!
そしてよく見たら味方が一人ダウンしている!パスファインダァァァァアアアア!!!!!これは非常に良くない。はぁ、それなりの覚悟をしてきた筈なのに。やっぱり心が折れかけるもんだ。
ブラッドハウンドはなんとかレベル3のアーマーを手に入れて持ちこたえているようだ。ここから巻き返せるか!?僕はなんだかんだ生き抜く思考になっていた(結局)。まず敵は何人いるんだ?それがわからなければ攻め方も分からないってもんだ。そう思った途端、幸いブラッドハウンドが得意のサーチ(敵の居場所を特定する)で敵の数を特定。よしきたッ!そう思ったのも束の間、僕は唖然とした。
「いち、に、さん、し、、、、5人!?」
終わった、、。ただでさえ、研究所で一攫千金を狙う猛者たちなのだ。しかも5人だと?2部隊じゃねぇか!この絶望的な状態で、僕は武器なし。はぁ、シーズン6初陣は逃げ回るだけでそれらしい成果もなし、どうせ2シーズン分のブランクだなんだと言い訳にして颯爽とこの場を去っていくだけなのか、、。
そんなスーパーネガティブ状態の僕(バンガロール)だが、後ろから飛んでくる銃弾を躱しつつ逃げ込んだ研究所の小部屋であるものの視線を感じた。「む、あやつは、、、。」
僕は希望を見出した。そこに佇んでいたのは、あまり人気は高くないが、射撃の正確性とマガジンの多さでは他の武器に引けをとらない、初代からの僕のスタメン武器、、、。
「スピットファイアパイセン!!!!!!」(LMGの一つ。)
僕はかつてこのスピットファイアで幾度となく勝利を収めたことのある、少数派「スピット族」なのだ。こんなところで出会えるとは、長らく待たせてしまった。
(以下、実況中継)
僕はスピットファイアを構え敵の前に躍り出た!前方に2人、ブラッドハウンドと一人ずつ流れるようにキルしていく!1部隊撃破!これはアツい!残り3人!ここで再びブラッドハウンドのサーチ!小部屋に1人、地上への階段に2人確認!ブラッドハウンドがすぐさま小部屋に突入!しも太が階段へ向けてスモークを射出!階段上部にグレネードで威嚇、手前におびき寄せ、1人ダウン!おーっとここでブラッドハウンドが小部屋でダウン!そのままキルされてしまう!さぁ、小部屋と階段1人ずつに囲まれたしも太!おーっとここで自分の真下にスモーク射出!あいてからは姿が捉えられない!すぐさま小部屋からでてきた相手を1ダウン!流れる動きでUターン!そして最後に階段下で仲間を回復中の1人をダウン!パーフェクトゲぇぇええム!!!(ゴングの音)
どうだろうか。まさかの1人で4人抜きを達成してしまったのだ。僕は1人、
「えぐいえぐいえぐいwwwwwwwwwwww」
と、ソファの上でう◯こ座り(どゆこと?)。
こんな快挙は初めてだ。僕は仲間の元へ駆け寄り、バナーを回収、リスポーン地点で復活させることに成功。完全に英雄状態だった。僕はゾーンに入っていた。
そして話は飛んでしまうが、この試合、なんとさらに2キル追加で1位に輝いてしまったのだ。冗談抜きで僕はコントローラーを10秒眺めた。「ほんまかオレ。」嬉しすぎて涙ちょちょぎれである。
勝利の理由は間違いなくスピットファイアだろう。安定したエイムと重量感が、僕のプレイには相性が良すぎた。おそらく、同じLMGであるディヴォージョンでも同じことが起きていたであろう。つまり、僕はLMGが大好きなのだ。LMG最高。LMG最強。
いやぁなんて気持ちのいい1日なんだろう。今日もしかしてオレ最強なんじゃないか?最強とやらではないのか?最強という名を冠しても良いのではなかろうか???(うるさい)
やはり、ゲームで頂点を目指すのはいいものだ。何より、秘められたチカラに気づくことができる。嗚呼、気持ちの良いものよ。
そろそろ読者の方も限界であろうこの流れにピリオドを打つために、本当は言いたくない話をすると、その流れでもう1戦1位に輝いてやるぜと飛び出した2戦目では、開始5分、操作ミスでスモークを射出、背後から即キルされ、それを機にチームが全滅した。あーもうやらね。