新米ゲーム実況者の奮闘日記

①投稿日記:Youtubeに投稿している動画についての日記 ②しも太の日常:”実況者しも太”としての生活や諸情報 ③毎日ゲーム日和:投稿動画に関係なく綴る、ゲームに関する日記

【投稿日記】原神 Part1

 しもクラに並行して実況がスタートした「まったりテイワット冒険記」。このシリーズは完全初見で、なおかつオープンワールドRPG。僕もこんなに早くRPGゲームの実況を始めるなんて思ってもみなかった。原神、リリースおめでとうございます。

 

RPGゲームの実況、その手応えは、、。


【原神】まったりテイワット冒険記【初見実況】Part1

 原神のリリースは2020年9月28日。僕は1週間前の21日からリリースが待ちきれなかった。来る日も来る日も原神の情報を調べ続け、どんな風に冒険しようか楽しみで仕方なかった。実は私しも太、ゲームの中で一番好きなジャンルがこのオープンワールドRPGなのだ。

 リリース前から実況動画は撮る予定でいたので、まさに”自分流オープンワールドの歩き方”的な構想が頭から離れず、本当に待ち遠しかった。

 このゲームの概要については、上記リンクから動画を見ていただければ冒頭で簡単に説明しているので、是非見ていただければ幸いである。

 初のRPGゲーム実況だが、その感想はと聞いてまず最初に浮かぶのが、「楽」だということだ。僕はまだマインクラフトの実況以外には手をつけていないわけだが、そこと比較すると、圧倒的に喋っている時間が違う。

 マインクラフトと比較するからその差も顕著に現れると思うのだが、マインクラフトにはストーリーもNPCも、もちろんムービーもない。つまり僕が喋らない限り、動画は基本的にだんまりになってしまうのだ。実際に実況する時でも、なるべく間が空かないように注意して話をしている。楽しいからいいのだが、これがそこそこ神経を使うのだ。

 だがRPGのゲームとなると、ムービーあり、NPC会話あり、様々なエフェクトありで、こちらからなにかしなくても、基本的にはストーリーを進めているだけで撮れ高はバッチリなのだ。まぁ、それだけに、肝心の”実況”の部分で個性を出していかないといけないのだが、僕の動画ほどまったり実況をする人もなかなか珍しいと思うので、個性に関しては出している方だと自覚している(本当は心配)。

 とまあこれだけ説明して、結果、RPGゲームの実況が「楽」なのかどうかというところは、個人の価値観によるとは思うが、あくまで僕自身、すごく楽な気分で実況ができている。

 

所感。

 主人公の妹が可愛い。パイモンが可愛い。(歓喜

 やっぱりキャラデザが良いと何しても楽しい。この原神実況はすでにPart3まで投稿済みだが、僕の圧倒的長所である変態さも、キャラクター達の罪な可愛さのせいで(←オイ)、回を重ねるごとに磨きがかかっている(真顔)。

 声優なんかも本当に豪華で、誰もが夢見るファンタジーな物語を見事に表現している。

 そんな原神の世界の特徴としてひとつ大きなものといえば、元素を利用したバトルだ。キャラクターたちの動きや技のエフェクトなんかは申し分ないが、なんといってもそのシステムがおもしろい。それぞれの技の元素(いわゆる属性)が反応して効果を増大させるのだが、これがちょうどいいくらいに頭を使う。普段まともな思考をせず、卑猥なことばかり考えているしも太の頭では特にだ。

 詳しいシステムについては動画を見ていただければ分かるようになっているのだが、本当にプレイしていて気持ちがいい。ズバァァンって感じ(語彙力欠如型変態ゲームオタク)。

 

 原神には、数々の敵MOBが存在するが、プレイヤー達がまず最初に手を焼くやっかいな敵が「丘ゝ人(ヒルチャール)」という雑魚MOBだ。草原のいたるところに出現し、質素なテントを構え、キャラクターを見つけ次第弓やら棍棒やらでチクチク攻撃してくる、人型の奇妙なやつらだ。基本的には知能が低く、こちらの攻撃も難なく被ってくれるので倒すのに苦労はしないが、やつらの面倒さの本質はその数にある。

 小さなテントに4〜5体は集まっていて、1体でも攻撃すると、練習していたみたいに全員で一斉に攻撃してくる。そしてその中に、炎元素を持った特殊個体なんかが入っていたら、それはもう面倒なことこの上なしだ。火のついた棍棒のようなものを、脇目も振らずぶんぶん振り回して近づいてくるもんだからつい相手してやると、その隙に高台から見張っている1体が弓でチクチク。弓個体から始末しようとこちらも弓を構えると、背後から棍棒でポコポコ、、、。「雑魚に限って連携が得意なのっておかしくね?」

 募らせた怒りはやがて元素爆発(必殺技)となって敵を駆逐する(既視感)のだ。

 おふざけはこれくらいにして、原神のバトルシステムは控えめにいって最高だ。是非みなさんもダウンロードして遊んでみてほしい。きっとわかるはず、ヒルチャールの巧みさが。

【しも太の日常】 No.3「撮影機材について」

「撮影環境について」

 皆さんこんにちは。今回はいつも僕が実況動画を撮影している撮影環境についてお話ししていこうと思う。そしてこの話をする前提として伝えておかなくてはならないことがある。それは、僕の撮影環境が極めて簡易的であるということ。おそらく数ある実況者のなかでも、撮影環境に使っている費用はかなり少ない方だといえるだろう。ただし、スマホ単体などで撮影しているアプリ系実況者の方を除いて、、。

 まぁ手軽に実況動画を始めたい方への紹介動画のようなものにもなれば、という思いも無くはないので、必要な方は参考にしていただけたらこちらとしても幸いである。

 ただし、今回紹介するやり方はMacbook限定のやり方で、なおかつ他でもいくつか紹介されているやり方となっているので、そこはご了承願いたい。

 

使うのはPCとマイクのみ

 基本的に僕の撮影環境はPC外部マイクのみだ。ちなみに撮影しているゲームはPS4。キャプチャーボードなど、PS4の画面をPCに映す為の機材は不要だ。ただし、そこもそれなりにメリットとデメリットがある。そこも後に詳しく話していこうと思う。

 最初に、簡単に言葉で説明させてもらうと、

 PS4の画面をリモートプレイでPC画面上に表示する。

 ②PCで「LadioCast」、「OuickTime Player」を起動。

 ③ブラウザで「Soundflower」をダウンロード。

 ④外部マイクを接続。「LedioCast」で設定。

 ⑤「QuickTime Player」で画面を録画。

以上の5点となる。何も知らない方は、これだけ見てもなんのこっちゃだと思うので1つ1つ説明していこう。

 

 

PS4の画面をPC画面上に表示する

 まず重要なのは、キャプチャーボードを使わずにPS4の画面をPCの画面上に映すことだ。ここで皆さんにまず伝えたいことは、このやり方はPS4のみ可能となっているのでまずその点をご理解いただきたい。

 理由を話すと、このやり方はPS4「リモートプレイ」という機能を利用しているからだ。リモートプレイとは、PS4のゲームをPCやスマートフォンの画面で遊ぶために用意された機能で、音声出力もしっかりPCから行なってくれる素晴らしい機能なのだ。つまり、PS4の備え付け機能なだけに、他のゲーム機では利用できない方法となっている。

 ただし、後から説明するが、この方法はゲームの映像をPCの画面上に映し、その「画面」を録画する方法なので、PCの画面上でプレイできるゲームなら何でも録画可能となる。もちろんデスクトップやPC画面を使って何かを解説する動画などにも役立つだろう。

 

 それでは手順を説明していく。

1、ブラウザで「PS4リモートプレイ」と検索。公式ページからダウンロード。(無料)

2、ダウンロードしたアプリを開いたら、手順に従って、PS4のコントローラー(DUAL SHOCK4)をBluetoothまたはUSBコードでPCと接続。

3、すると、自動的に画面上にプレイ映像が表示される。

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 これだけだ(笑)。すごく簡単にできてしまう。まったくすごい時代になったもんだと痛感する。

 ただ、ここで注意願いたいポイントが2つある。まず1つ目が画質の低下だ。気にならない人も多いとは思うが、PCのスペックなどに合わせて画質が低下してしまう恐れがある。ほとんど変わらない程度の変化だが、気になる人も少なからずいるだろう。現に僕の実況動画も、少し画質が下がっている。僕の場合はPCの解像度の問題だが(白目)。個人的には実況に支障のない程度だと思うのであまり気にしてはいない。

 そしてもう1つ懸念されるのが、通信環境についてだ。このやり方は標準レベル以上のWi-Fi環境でもなければ、すぐにラグが生じてしまう。なるべく良い通信環境を用意することをお勧めする。

 

①のまとめ

 メリット・キャプチャーボードなどの機材が必要なし。

     ・無料でなおかつ手順も簡単。

 デメリット・画質低下の恐れがある。

      ・ある程度の通信環境が必要。

 

②PCで「LadioCast」、「QuickTime Player」を起動

 続いて、2つのアプリを用意する。QuickTime Player」に関してはMacbook備え付けの画面録画アプリなのでそのまま起動。「LadioCast」AppStoreで無料ダウンロードができるのでDLしておく。

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③ブラウザで「Soundflower」をダウンロード

 今度は「Soundflower」をダウンロードしていく。このソフトはMacの入力、出力両方に対応している仮想オーディオデバイスだ。実況で使える機能としては、スピーカー上で流れる音などをコンピュータ上で流す機能などがある。

 こちらのダウンロードはもちろん無料でできるが、ダウンロード方法については、他にたくさんの人が解説しているので、ここで説明するより「Soundflower ダウンロード」で調べていただく方が恐らく効率が良い。

 分かりやすく説明しているサイトや動画ばかりなので、難なくダウンロードができるだろう。

 

④外部マイクを接続。LadioCastで設定。

 ここが恐らく今回で一番ややこしい作業になるだろう。しかし、一度覚えてしまえばややこしいなどと思う事はまずないので、最初だけと思って覚えて欲しい。

 まずは、あらかじめ(後からでも良いが先にしておくと楽)外部マイクをPCに接続しておく。その状態で今度はLadiocastを開き、ミキサーの設定を行う。

 1、「入力1」Soundflower (2ch)「出力 メイン」Soundflower (64ch)を設定。これにより、PC内の音はすべて「出力 メイン」に出力されることになる。

 2、「出力 Aux 1」内蔵出力と設定。これにより、PCのスピーカーから何らかの音を出す為の場所ができる。

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 3、続いて「入力2」には接続している外部マイクが選べるはずなので、そちらを設定しておく。

 4、「入力1」の音量の下にある「メイン」「Aux 1」「Aux 2」「Aux 3」のうちメインAux 1をクリックし、ONにしておく。そして同じように「入力2」の「メイン」のボタンもONにしておく。

こうすることで、「入力1」(PC内の音)PC上内臓スピーカーの両方から出力され、「入力2」(マイクから入った音声)PC上に出力されるようになる。つまりこの状態でPC上の画面を録画すれば、映像と映像の音声、そしてマイクの音声も入ったいわゆる「実況動画」の形が出来上がる。その上、内臓出力からも音が出るようにしていることで、プレイ中の音もPCのスピーカーから確認することができる。

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  ちなみにPCの内蔵スピーカーから出る音(「出力 Aux 1」)の音量を変えたい場合は、下の写真の音量バーを変更する事で調節できる。

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 その他音量のバランスは音量バーで調節しつつ、録画して確認しながら適切な設定を見つけてほしい。

 

⑤「QuickTime Player」で画面を録画。

 あとは録画をするだけなのだが、最後に2つだけ大切な手順がある。QuickTime Playerのロゴを右クリックし、「新規画面収録」を選ぶと、録画マークのついた「画面収録」というタブが出てくる。

 その赤い円の録画マークの右隣に下矢印のようなマークがあるのでそこをクリックすると、録画する際の出力を設定できるタブが開くので、そこで先程設定したSoundflower (64ch)を選んでおく。

 もう一つが「システム環境設定」→「サウンド」→「出力」で内蔵スピーカーになっているのをSoundflower (2ch)に変更するだけだ。

 この2点は非常に忘れやすいので、動画を撮影するたびに変更するよう癖づけておこう。あとはリモートプレイを全画面表示した状態で画面録画をするだけだ。

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  こんなに簡単に、また最低限の費用で実況動画が撮れるのだ。嬉しい事この上なしだ。以上がダウンロードから撮影までの流れである。

 

まとめ

 最後に撮影する際の手順について、再度簡単にまとめておこう。

 1、「システム環境設定」でサウンドを「Soundflower (2ch)」に。

 2、「LadioCast」、「QuickTime Player」を開き、外部マイクを接続。

  (最初に設定しておいたミキサーや、画面収録の出力設定の内容は保存されるので、特に

   変更する必要がない場合はそのままでOK)

 3、PS4の画面をリモートプレイでPC上に表示。

 4、録画。

 

 最初にも説明したが、ややこしいように見えても慣れればなんてことない簡単な作業になる。これから実況動画を撮りたいけど気軽に始められる方法はないかなぁ、なんて思ってる人にはもってこいの方法だと思うので、よければ是非試してみてもらいたいと思う。

 また、何かわからないことがあればコメントにてお待ちしております。

 ではまた。

 

【Apex legends】第1回「LMG最強じゃね?」

「LMG最強じゃね?」

 昨年(2019年)2月、「荒野行動」や「PUPG」など、バトルロワイヤル型のシューティングゲームが世間で大流行していたその最中、またバトロワ系の新作が出たぞ!と世間を騒がせているゲームがあった。それが今回取り上げさせていただく「Apex legends」FPSシューティングゲームだ。もちろんかく言う僕も、リリース後半年ほどで参戦している。

 ゲームのプレイ日記であるこの「毎日ゲーム日和」の初投稿記念となる第一回だが、今回はこのゲームについてまた口うるさく語っていこうと思う。

 

 

富と名声と栄光かけて戦う血塗られた競技「Apexゲーム」

 最初に、第一回ということなので、Apexのゲーム内容に関して少し触れていきたいと思う。

 

 まずは世界観を簡単に(本当に簡単に、なんならちょっと雑に)説明していく。

 ”フロンティア”という宇宙地域では、数十年も武力戦争が行われており、ついにそれが集結したと思えば、フロンティアは戦争によって荒廃の限りを尽くしてしまい、そこに住む人々は自活の術を失ってしまう。フロンティアの民はなくなく故郷を捨て、資源と可能性に満ちた惑星群”アウトランズ”に移住する。しかし、アウトランズでは開拓者や探検家、アウトローたちが権力闘争に明け暮れていたため、新たな戦いの場が設けられた。それがフロンティア中のレジェンドが富と名声と栄光を懸けて戦う血塗られた競技「Apexゲーム」なのだ。

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Apex レジェンド達


 とまぁここまで説明したはいいが、とりあえずチームを組んで殺し合いをするゲームなのサ。

ゲームシステムとしては、従来のバトロワ型ゲームのように、航空機からチームでダイブし、現地で武器や装備を回収&調達、時間とともに狭まるダメージエリア(リング)の中に入りながら、最後に生き残ったチームが勝利となる。

 さぁ次がApex最大の特徴となる、”レジェンド”達の紹介だ。レジェンドとは、ゲーム内でプレイできるキャラクター達の総称で、各々で異なる”アルティメット”(固有の能力のこと)をもっている。我々プレイヤーは、レジェンド達の能力を駆使して、戦況を有利に運んでいくのだ。

 

ブラッドハウンド…何かしらを信仰している謎キャラ。敵の姿を透視(サーチ)できる。

         アルティメットは動きが早くなって五感がすごい(語彙力)

ジブラルタル…シールドを作ったり、迫撃砲を要請したりする、いかにもって感じの頑丈キャ

       ラ。なんでもガタイで解決。公式設定でゲイらしい。

ライフライン…名前から察するにヒール系。救援物資を要請することもできる。使いやすい反

       面、上級者にも多いイメージ。使いこなせるとカッコいい(偏見)。

パスファインダー…見た目は機械。ジップラインを繰り出したりなど、移動系の能力をもつ。

         妙にお調子者キャラなので、敵にすると調子が狂う。

レイス…くノ一。性格がむずかしそう(偏見)。異空間を通って移動する。ポータルで2地点

    間をつなぐこともできる。こんなことするヤツは人では無い。

バンガロール…女軍人。スモークを焚いたり、支援要請をしたり、戦闘特化型キャラ。僕はい

       つもこのキャラを使う。理由は男よりカッコいいから。

ミラージュ…ホログラフを巧みに操る中年イケオジ。主にデコイを発生させて、敵を混乱させ

      る。レジェンドの誰かになれるとしたらコイツかな。イケオジなので。

コースティック…毒ガス使い。見た目は完全に悪役。中年。ダメージだけでなく、視界にも影

        響させるので、割と強キャラなイメージ。

オクタン…バイオのガスマスク集団みたいな顔。このキャラも移動系の能力。ドーピングで走

     るのが速くなったり、ジャンプパッドを設置して大ジャンプする。

ワットソン…シベリアにいそうな女。電気をまとう柵などを設置する。説明不足のせいもある

      が、地味なキャラ。たぶん性格も静か(偏見)。

クリプト…ドローンを使いこなす変態野郎(偏見)(変態は俺か)(クリプトファンの皆様、

     すみません)。上級キャラ。韓国人っぽい雰囲気。

レヴナント…骸骨のような見た目の殺人兵器。身体能力が高く、相手の能力を無効化させたり

      など能力がチートなので、シーズン4はみんな使っていた。

ローバ…見た目は老婆ではなくピチピチの女。盗賊なので、レアアイテム入手系の能力や、テ

    レポートしたりなど、トリッキーなキャラ。

ランパート…最新シーズンで追加されたレジェンド。改造技術に長けたキャラで、シールドを

      設置したり、ミニガンを設置したり、設置大好き。

 

 レジェンドそれぞれに能力があるので、チーム編成ごとに、異なる戦略を考えていかなければならないのが、また面白い。

 バトロワ系のなかでも異色のApex。PS4なら基本プレイ無料で遊べるので、まだプレイしていない方は一度遊んでみてはいかがだろうか。

 

シーズン6 初陣

 つい先日、Apexを再インストールした。というのも、僕は元々シーズン4の頃までプレイし続けていたのだが、他のゲームに集中したくなってしまい、その間容量も無駄だったので一度アンインンストールしていたのだ。

「すまないApexよ。これからガンガンプレイしてやるからな、、、。」

 ゲームに感情が入りすぎる痛い系プレイヤーの僕はそんなことを思いながらApexを開いた。するとどうだ、ゲームの雰囲気がまるでちがう!みない間に2シーズン分も進んでいたのだ。

 シーズン6だと⁉︎ 時代遅れもいいとこだ。はやく戦場の奴らに私が帰ってきたことを分からせてやらねば(←?)。

 早速、最もスタンダードなモードである「トリオ」(3人1組)に接続、パーティは僕がバンガロール(愛用キャラ)、二人目がパスファインダー、三人目がブラッドハウンドという、そこそこ戦略が練りやすい、いわゆる戦いやすいチーム編成となった。

 開始後は、なにやら能天気なセリフで周囲のプレイヤーを挑発しているパスファインダーを横目に空を滑空、僕たちが目指した地点は落下途中にあるワープゲートから入ることのできる研究所だった。ここで一応言っておこう、僕は正直あまりここに入ることはオススメしない。理由は一つ、ここは開始早々、激戦区になる場所の一つだからだ。

 「研究所」は、装備の調達にはもってこいの場所で、うまく行けば、パーティ全員が着地してすぐに安定した装備を整えられるくらいに、物資がたんまり置いてあるのだ。華麗なるスタートダッシュを決めたいツワモノ達は、常にここを視野に入れているといっても過言ではない。だからこそ、僕は虎の領域に足を踏み入れたウサギにはなりたくなかった(断固)。

 僕は一人、「初陣は全力でプレイして、儚く散ろう、、。」と決意を固め、半ば諦め気分でワープゲートに飛び込んだ。研究所に入るとすぐさま物資の確保に入る。なんでもいいから敵よりも早く武器を手に入れなければ、戦う手段すら無いからだ。

「い、急げ、、、!!!」僕の分身バンガロールが血眼で武器を探し回る。正直敵が来ているかを確認する余裕などない。手当たり次第アイテムをかっさらっていく。だがしかし、、、

  「武器、どこ、、、??」

 一向に見つからない。というか、物資のありふれたこの研究所でレベル1(最弱)のアイテムと弾薬しか見つからない。こんなものでどうやって敵を倒せと言うのだ?え?弾薬を手に乗せて敵に投げつけろってか?できるかんなもん!俺はペ◯ン天道か!

 そしてよく見たら味方が一人ダウンしている!パスファインダァァァァアアアア!!!!!これは非常に良くない。はぁ、それなりの覚悟をしてきた筈なのに。やっぱり心が折れかけるもんだ。

 ブラッドハウンドはなんとかレベル3のアーマーを手に入れて持ちこたえているようだ。ここから巻き返せるか!?僕はなんだかんだ生き抜く思考になっていた(結局)。まず敵は何人いるんだ?それがわからなければ攻め方も分からないってもんだ。そう思った途端、幸いブラッドハウンドが得意のサーチ(敵の居場所を特定する)で敵の数を特定。よしきたッ!そう思ったのも束の間、僕は唖然とした。

 「いち、に、さん、し、、、、5人!?」

 終わった、、。ただでさえ、研究所で一攫千金を狙う猛者たちなのだ。しかも5人だと?2部隊じゃねぇか!この絶望的な状態で、僕は武器なし。はぁ、シーズン6初陣は逃げ回るだけでそれらしい成果もなし、どうせ2シーズン分のブランクだなんだと言い訳にして颯爽とこの場を去っていくだけなのか、、。

 そんなスーパーネガティブ状態の僕(バンガロール)だが、後ろから飛んでくる銃弾を躱しつつ逃げ込んだ研究所の小部屋であるものの視線を感じた。「む、あやつは、、、。」

 僕は希望を見出した。そこに佇んでいたのは、あまり人気は高くないが、射撃の正確性とマガジンの多さでは他の武器に引けをとらない、初代からの僕のスタメン武器、、、。

 スピットファイアパイセン!!!!!!」(LMGの一つ。)

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スピットファイア

 僕はかつてこのスピットファイアで幾度となく勝利を収めたことのある、少数派「スピット族」なのだ。こんなところで出会えるとは、長らく待たせてしまった。

(以下、実況中継)

 僕はスピットファイアを構え敵の前に躍り出た!前方に2人、ブラッドハウンドと一人ずつ流れるようにキルしていく!1部隊撃破!これはアツい!残り3人!ここで再びブラッドハウンドのサーチ!小部屋に1人、地上への階段に2人確認!ブラッドハウンドがすぐさま小部屋に突入!しも太が階段へ向けてスモークを射出!階段上部にグレネードで威嚇、手前におびき寄せ、1人ダウン!おーっとここでブラッドハウンドが小部屋でダウン!そのままキルされてしまう!さぁ、小部屋と階段1人ずつに囲まれたしも太!おーっとここで自分の真下にスモーク射出!あいてからは姿が捉えられない!すぐさま小部屋からでてきた相手を1ダウン!流れる動きでUターン!そして最後に階段下で仲間を回復中の1人をダウン!パーフェクトゲぇぇええム!!!(ゴングの音)

 どうだろうか。まさかの1人で4人抜きを達成してしまったのだ。僕は1人、

「えぐいえぐいえぐいwwwwwwwwwwww」

と、ソファの上でう◯こ座り(どゆこと?)。

 こんな快挙は初めてだ。僕は仲間の元へ駆け寄り、バナーを回収、リスポーン地点で復活させることに成功。完全に英雄状態だった。僕はゾーンに入っていた。

 そして話は飛んでしまうが、この試合、なんとさらに2キル追加1位に輝いてしまったのだ。冗談抜きで僕はコントローラーを10秒眺めた。「ほんまかオレ。」嬉しすぎて涙ちょちょぎれである。

 勝利の理由は間違いなくスピットファイアだろう。安定したエイムと重量感が、僕のプレイには相性が良すぎた。おそらく、同じLMGであるディヴォージョンでも同じことが起きていたであろう。つまり、僕はLMGが大好きなのだ。LMG最高。LMG最強。

 いやぁなんて気持ちのいい1日なんだろう。今日もしかしてオレ最強なんじゃないか?最強とやらではないのか?最強という名を冠しても良いのではなかろうか???(うるさい)

 やはり、ゲームで頂点を目指すのはいいものだ。何より、秘められたチカラに気づくことができる。嗚呼、気持ちの良いものよ。

 

 そろそろ読者の方も限界であろうこの流れにピリオドを打つために、本当は言いたくない話をすると、その流れでもう1戦1位に輝いてやるぜと飛び出した2戦目では、開始5分、操作ミスでスモークを射出、背後から即キルされ、それを機にチームが全滅した。あーもうやらね。

 

【しも太の日常】 No.2「職業病?」

「職業病?」

 

突如襲ってきたもの

 実況動画を撮り始めて今日で18日目(書き込み時)。最近、僕にはナイトルーティンができてきた。

 その日の仕事が終わると、まず仕事仲間と少しばかり夜食をいただく。それがだいたい22:30~23:00頃で、しっかりアルコールを摂取する日もあれば、カップラーメンだけの日もあるし、もちろん外食する日もある(だいたいラーメンかマクドナルド)。そのせいか最近、新人脂肪の横腹くんが上目遣いで僕を見つめてきている気はするが、目を合わせないようにしている。

 夜食後は仕事仲間に早々と別れを告げ、自室にこもり動画の編集作業。これが大体1時間~1時間半くらいを短時間集中で行なっている。そうなると時間は0:00~0:30くらいなのだが、そこから勉強の意味も兼ねてYouTubeの登録チャンネルのチェックを30分~45分。なので最近の睡眠時間はだいたい1:00前後だ。まあ決して早くはない時間帯だろうが、これもすべて実況者としての生活に楽しさを見出せているからこその事だと思う。そして何より、実況者としての実感が今は一番原動力になっているのだから。

 

 そんな日常に、予想だにしない悲劇が突如降りかかった。

 先日、いつものように編集作業を終え、「ふぅ」と一息つきながら作業デスクの目の前にあるソファに、老後のゴールデンレトリバーかと思うくらいのゆったりとした動きで横たわり(←この表現いる?)、グミを一口頬張りながら毎度のYoutubeチェックをしていた。

 頭の下には毎晩御用達の「不服そうな表情のピカチュウのクッション」を、残酷なことに綺麗に二つ折りにしてソファとの間に挟んである。 ピカチュウ)「解せぬ。」

 

 本当にいつもと何ら変わらない時間だったのだが、突然、視界の左側(左目のあたり)にい影のようなものが写りはじめ、それがかすかに歪んで見えた。最初は「まぁゴミだろうな。少しこすれば治るだろう」くらいに思っていたのだが、それが目を擦っても一向に消えない。そしてそれくらいからだろうか、口に含んでいたグミの味に不快感を感じ始めた。つい先ほどまでおいしくいただいていた筈のグミがだ。

 さすがのしも太(←?)もこれは怪しいと思い始め、目を流水で洗い、少し様子を見てみたのだが一向に良くなる気配がない。

 もう今日は寝よう。と、あとは睡眠に任せて休んでしまおう作戦を遂行すべくベッドへ向かったその時、突如、表現が難しいほどの激しい頭痛に襲われた。又、頭痛だけではない、強烈な吐き気も襲ってきた。頭痛と吐き気など久方ぶりだったため、辛さに混乱も相まって、僕はベッドに倒れこみ、うなだれることしかできなかった。

 

 その日の晩は何度も何度も目が覚め、その度にベッドの上でもがき苦しみ、疲れ果てて眠り、また目覚め、苦しみを朝まで繰り返した。まるで地獄のような夜だった。頭を割るような頭痛の中、あの米◯玄◯さんの柑橘系タイトルの冒頭の歌詞を、頭の中で何度も繰り返し唱えた夜だった、、、。

 

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原因は、、、。

 長い長い夜を越え、目覚めた時には少し症状は落ち着いていた(それでも通常に比べればかなりの頭痛と吐き気だったが)。その日の出勤時間は朝の6:20だったため、そこそこの寝不足状態も重なり、僕の顔面はさぞかし酷い有様だった。そう、たとえるならレフト4デッドのBoomer(ブーマー)のよう、、、。

 朝の業務をパパッと済ませ、同じ担当の上司に事の由を伝え、午前中いっぱいの休みを頂いた。申し訳ない気持ちと体調の悪さで、気分は最悪だった。そう、たとえるならザ・ボスに腕を折られ橋から落とされ川に流されたネイキッド・スネーk(割愛

 

 昼食の時間まできっちりと休ませて頂き、なんとか体調をもちなおした僕は真っ先にデスクのMacbookを開き、一番の原因であろう内容についてGoogle先生の元を訪ねた。

 「頭痛 吐き気 電子機器 影響」

まぁこれしかないだろうなと(笑)。新しく始めた実況のおかげで、毎日もれなく3時間は画面と向き合う時間が増えていたし、目の疲れや首の疲れは、自分でも既にかなり感じていたところだった。疑う理由はこれしかないだろうし、これであってほしい気持ちはずっとあった。

 検索結果からも、恐らく電子機器の使いすぎによる症状で間違い無いだろうと自己解決(真顔)。

本当のところを言うと、電磁波やそういった症状よりも、日々積もり重なったストレスや疲れの部分が大きく影響していることは間違いがないのだが、それに関しては徐々に慣れていくだろうとあまり重大には考えていない。

 それでも、現にパソコンやケータイを使う時間が増え、いたるところに不調があったのだから、そこに関しては少し見直すべきだと勉強。技術の向上でも補えるところではあると思うので、早く慣れていきたいところだ(泣)

 

 こういった悩みも新米実況者(もしくはYoutuber)の悩みなのだろうか。ある種の職業病的なところがあるのかもしれないと思った。もしYoutuberの方でこれを見てくださっている方がおられるのならば、是非意見をいただきたい。

 そして、長時間、電子機器を使用する場合は十分にお気をつけください。しも太の見た地獄をわざわざ見にいくことのないように。

 

 ちなみに僕は対策としてブルーライトカットのメガネを即購入。意味あるのかなぁ。

【投稿日記】しもクラ Part1

ついに走り出したMinecraft実況シリーズ

 ここ数日間、かねてからずっとやりたかった実況動画をやっと投稿することができた。このブログを書いている頃はすでにしもクラのPart2が公開されているだろう(10月3日投稿済み)が、今この文章は下書きに保存しながら書いている(書き込み時9月18日)ため、すごく新鮮な気持ちでPCと向き合っている。

 Minecraftは、現在Youtubeにおいて実況されているゲームの中でも絶大な人気を誇るゲームだ。プレイヤーの創造性の反映力とでもいうべきだろうか、思い通りに世界を創造、冒険、生活することができる。しかも、そこにはストーリーや、見た目、世界観の縛りが一切ないのだ。本当に素晴らしいゲームだと思う。Mojang様様だ。

 そんなゲームと”実況者”として向き合える幸せを噛み締めながら迎えた、このしもクラPart1。ぎこちないトークや編集もさることながら、この動画には、僕の実況への思いが一番詰まっている動画になると思う。これから先もずっとだ。是非、このブログを見てくださっている皆様は「ああ、しも太頑張ってんなぁ」と温かい目でPart1を見てやってほしい。動画内で多少つまらないことを言っていたとしても、、、。(懇願)

 
【2020年】小学生ぶりにプレイするしも太の Minecraft実況プレイ Part1

 

●目次

 

 小学生ぶりのプレイ

 動画を既にご視聴くださった方は分かると思うが、しもクラの正式名称は「小学生ぶりにプレイするしも太のMinecraft実況プレイ」である。その名の通り小学生の頃からMinecraftは全くやってこなかったし、たまにYoutubeで気になった動画を見るくらいだ。それも高校時代なんかはゲームに没頭する時間なんてほとんどなかったし、中学時代はいろいろあってPCは触らせてもらえなかった。

 小学生の頃プレイしていたのはMinecraft Pocket Edition(通称PE)。スマホ用の有料アプリとして配信されたものだった。初リリースは2011年8月。ちょうど僕が小学校6年生のときだ。

 僕は小学校卒業間際、当時(恐らく)高校生の従兄弟のXperiaバージョンのマイクラPEをやらせてもらったのが初めてで、何度も何度も借りてやっていたものだ。従兄弟も毎回ケータイを取られるもんで「あいつを何とかしないと連絡も取れない」と思い対策を講じていたようだが、当時ゲームが生きる糧だった僕は止まる筈もなく(←いい迷惑)、最終的に従兄弟がとった手段は中学に上がった僕に、おさがりのXBOX360をプレゼントするという苦渋の策だった。

 従兄弟)「くっ、奴(しも太)のパンドラの箱を開けちまった、、。ならこっちも別の箱(XBOX)で対処するしかねぇっ!!」

 僕)心中お察しである。(真顔)

 現在の”ゲーム好きしも太”が構成されたのには、当時の従兄弟の数々の犠牲の上に成り立っていたのだろう。本当に迷惑をかけてしまった。、、また今度モンハン手伝うから許してくれ。 

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当時のMinecraftPEプレイ画面

 当時のマイクラPEというと、今とはかけ離れたゲームシステムだった。Minecraftをプレイしたことがある人なら分かるとは思うが、近年のアップデートでゲームシステムはかなりの変貌を遂げている。操作やインベントリ、ワールド生成などあらゆる場面で時代の変化を感じざるを得ないのだ。そして変化は、もちろんキャラクターの周りにもたくさん起こっている。光の描写がもの凄く綺麗になっていたり、バニラ(デフォルトスキンの名前)でのブロックやMOBのスキンが一新されていたり、新しいブロックが追加されてるのは当然のこと、空を飛ぶアイテム??なんだそれ!まじかよ!

 

 プレイ中は驚きとワクワクを隠せない。次はどんな地形に出会えるのか。どんな家を作ろうか。なにに挑戦しようか、、、。いつも胸の奥を好奇心溢れる、まるで少年心のようにさせてくれるのが、このゲームの何年経っても変わらないところの一つだ。

 そんな僕の生の感情を、画面上の皆さんになるべく等身大でお届けしていくには、やっぱりほのぼのまったりとした、自分なりのペースで実況をしていくのがいいんじゃないか、というのが僕の考えである。

 僕のようにマインクラフトを久しぶりに目にする方にはもちろんのこと、まったりとした実況が好きな方、スピード感溢れる実況というよりは目に優しい、耳に優しい実況動画をお求めの方など(いいように言いすぎた☆)、そんな方々に喜んでいただける動画を作っていけたらと常々思っている。

 今回のしもクラPart1もそういった内容に仕上げたつもりなのだが、気に入っていただけると幸いである。

 

過酷な穴ぐら住まい

 しもクラPart1では、最後のシーンで仮拠点を作成して幕を閉じる流れとなっている。それも貧相な穴ぐらだ。ちょこっとした丘にTNT1つ爆発した分くらいの穴を掘って、その中心に焚き火を置いただけというひどいありさまだ(そこまで言うなよ)。だが決してそれにも理由が存在しないわけではない。

 僕が数々見てきたマイクラ実況動画の中でも、かなり古い歴史を持つ実況者さんがおられます。皆様も恐らくご存知だろう、某赤い髪色の実況者様である。その方のマイクラ実況の一番最初のシリーズに、中学生の僕は首ったけだった。Minecraftを知って間もない頃に見ていた動画だったので非常に影響力が強く、今もなお、元祖マイクラ実況といえば真っ先にそこが思い浮かぶのだ。

 その方の動画で出てきた仮拠点がまさに貧相な(←失礼)穴ぐらで、正直見た目も(穴ぐらに見た目もクソもないが)しもクラのそれより圧倒的に質素なものだった。だが当時の僕にとっては、すでにできている地形に穴を掘って寝泊まりするなど、少年の夢であり、ロマンだったのだ。それをゲームの中で思い通りにできてしまう様子が本当に輝かしかった。

 僕は少年心を捨てたことが一度もないし、捨てる気もさらさらない。なんなら死ぬまで持ち続けていたい。だから、仮拠点だって一生穴ぐらがいいのだ。そこは譲りたくないところなのだ。たぶんこの気持ちを理解してくれる方もそう少なくはないと勝手に思っている。同志よ、コメントを求む。

 

実況は想像以上に頭を使う行為だった

 撮影が始まると、ある程度大まかに用意していたセリフを言い終わり、早速ワールド生成、冒険、という手順で進んでいくのだが、僕は心の中で声を大にして言いたい思いがあった。

「気持ちを即興で言葉にすることがこんなに難しいとは、、、。」 

 本当に頭を使った。正直、撮影後はかなりの疲れが出てしまった。「みんなこんなこと続けてるのか、。」そんな風にも思ったが、安心してもらいたい。心は常に高ぶっていた

 マイクに対して語りかけるのは少し小っ恥ずかしく、なんだかうまく言葉に言い表せない。実況者特有の緊張感とでもいうのだろうか。だがそれに対しても自分の心が高ぶっていることが分かった。だからだろう。頭を使わなくちゃいけなかったのは。脳が興奮状態だったのだ。

 楽しすぎる時間はすぐに過ぎ去っていく。それだけに、記憶や思考もいつもより不安定になっていく。その状態で語りながらゲームをしようっていうんだから当然かもしれないが、僕は改めて新米実況者としての課題を悟るのであった。

 実況の内容自体はすごく浅いものかもしれない。だがそれも含めて小学生ぶりの新鮮な反応なのだ。これを見てくださった方は、これからもそんな新米を見守ってやってほしいと思う(なんで上から?)。

 

では今回はこのへんで終わりにしたいと思う。次回のしもクラは前半で初冒険、後半では拠点の発展となっている。編集にも多少の磨きをかけておいたので、また暖かい目でみてください。それではさらば。

 

 

【しも太の日常】 No.1「実況、始めました。」

「実況、始めました。」

 「社会人1年目にして、もう勤務と並行して実況動画を撮ってるやつがいるらしい。。。」

そんな噂話はもちろん無いし、あったらたまったもんじゃない(笑)現段階では誰にも知られることなく動画を撮影している。

 実はというと、僕の職場は実家とはかなり離れていて、勤務先と宿舎が同じ場所になっている。つまり自分の部屋があるもんで、コソコソコソコソ、時には大胆に動画を撮ることだってできちゃうワケなのだ。いやぁ恵まれたもんだ。

 今回書いているこのブログは、実況動画についてやゲームについてではなく、”実況者しも太”としての生活や僕自身の事について書いていくもの。題して「しも太の日常」

、、、、。名前が普通だってことくらい誰でも分かってる。だけど幾年も憧れた実況者生活なんだ!オーソドックスにいきたいのサ(届けこの想い!!)

 

 「はじめに」の方でも書いたが、僕はいままでずっと、ゲーム実況がしてみたくて堪らなかったのだ(笑)もちろんゲームは今まで沢山プレイしてきたし、実況動画も沢山見てきた影響が一番大きいんじゃないかと思う。

 今日は、そんな”いち実況者”として存在するまでの間、何を見、何を感じ今に至るのか。そんなことを書いていけたらと思い立った。

 

 

人生で初めてプレイしたゲームはPCだった

 記念すべき初投稿が僕自身の過去の話で申し訳ないですが、どうしても話しておきたい事の一つでもあるのが、”人生初のゲーム”について。

 僕にとっての人生初ゲームはまさに青春そのものだった。遊ぶ間、寝る間を惜しんで時間を費やし、3時のおやつやご飯などは眼中になく、来る日も来る日も画面の中の世界へと心を躍らせた。そんな僕の人生初ゲームのタイトルはメイプルストーリー

 

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無料オンラインゲーム「 Maple Story」

 

 

なんと僕はこのゲームを小学3年生(8歳)でプレイしていた。

 このゲームについて軽く触れておくと、「メイプルストーリー」は、NEXONが誇る無料オンラインRPGで、2D横スクロールの世界を2頭身の可愛らしいアバターたちが自由に冒険し、それぞれ独自のストーリーを歩んでいくという、まさに王道オンラインRPGの一角なのだ!その中でもこれだけは言っておきたいという特徴が「出会い」なのだ。

 このゲームでは作られたアバターたちが各サーバー同士で交流をすることができるのだが、その交流の幅が広い!そう、広い!(二回目)

 メイプルの世界で出会った仲間と切磋琢磨し競い合うのもよし、物々交換でレアアイテムをもらうのもよし、一日中チャットに明け暮れるのもよし、ともに強大な敵に立ち向かうのもよし! 恐らく僕と同じように青春をメイプルの世界で過ごした同士はそう少なくはなかろう、、、。同士たちよ、コメント欄にて待つ。

 

 とまあ言いたいことは言えたわけだが、人生初のゲームがPCのオンラインRPGだったがために、当時の僕はまんまとそのファンタジー世界の虜になってしまったのだ。

 さらにこのゲームにおいては、音楽やらBGMやらキャラデザインやらゲームシステムやらが、僕のツボにどストライクだったのだ。脳漿炸裂寸前だった。

 かくして僕は、僕の中のゲームの基盤をこの「メイプルストーリー」に築かれてしまい、そんじゃそこらのゲームでは飽き足らず、常に”自分との相性”を重要視してゲームを選ぶようになっていった。

 

実況動画との出会い

それからというもの、王道といわれるゲームは手の届く限りプレイしていった。時間だけは沢山あったのだ。

 小学生ながらに、「自分に合う最強のゲームを見つけるんだ」とどこぞの武器集めRPGの主人公だと言わんばかりに(誰が分かるんだw)、ゲームに神経を注いでいた齢12のしも太は、ある日、机の上に紙とペンを用意する。そして今までプレイしたゲームを書き出し始めた。

「メイプル、メタルギア、モンハン、ポケモン、マリオ、ドラクエ、FF、ゼルダ、バイオ、ウイイレCSOカウンターストライクオンライン)、サドンアタック、、、」

恐らくまだもう少し出ていたと思う。そして書き終えた紙を見つめこう思った。

 「惜しい。なにかが違う。何だろう。なぜしっくりこないんだろう」

 なぜか納得いかなかった、どれも素晴らしいゲームばかりだ。興奮度ならメイプルストーリーにも劣らない。

 なのに、何がまだ足りないと言うんだ!(※文章は多少補正が入っております。小学生の頃からこんな中◯病ではございませんのでご安心を。)

 その時僕の脳裏にひらめいたのは、当時大学生の従兄弟に教えてもらった動画サイトYoutube。そして謎の単語「実況動画」

あそこならなにか答えがあるかもしれない。

 そう思う一心で、僕は懐かしきPCの眠る父親の書斎へ向かったのだった。

  →詳しい話は「はじめに」をお読みください。

 

 いざ実況動画を調べるとでてきたのは、とあるゲームの実況動画だった。

そのゲームとは、Minecraft

 当時まだゲームのバージョンも低く、光の描写やブロックのスキンも雑なところが多い状態だったMinecraftだが、僕の目には、今までのゲームとは全く異なるものとして写っていた。

 まさにあれは、「革命」だった。今でも覚えている。頭の中が脳内麻薬で溢れかえったかのようなあの感覚を。そしてその時同時に気づいた。今までのゲームに感じていた違和感の正体だ。

 それは、圧倒的”創造性”だった。僕は自分にあった相性のゲームを探すことよりも、もうすでに自分で創りたかったのだ。世界を。システムを。生活を。

 ストーリーという名の運命に縛られたキャラクターたち。立ちはばかる「ワールドの壁」。

そんなものを卓越したゲームを求めていたのだった。そしてなおかつ僕に衝撃を与えたのが「実況」だった。

その一本の動画には、プレイしている実況者の創造性や好奇心、感情の全てが現れていたように見えた。そして、すごく羨ましかった。

 この日は今の僕を作り出した「Xデー」。そして「Minecraft」は、今もなお爆発的人気を誇る超有名ゲームとなった。今もどこかで当時の僕に見せたような革命を起こしているのだろうか。

 「実況動画」こそ、プレイヤーとゲームの相性を見出す画期的な手段なんじゃないかと、僕に気づかせてくれた。

はじめに

 ここ10年ほど、ずっと同じ想いに駆られてきた。何度か「忘れよう」、「諦めよう」と思ったことはあった。

 

 中学の時は部活もせず、毎日時間を持て余していた。親が厳しく、交友関係に興味がなかったことも相まって、僕は毎日がすごく窮屈に感じていたと思う。少ない友達ともよく喧嘩をした。いつしか僕は家でも一人でいることを望むようになった。一人が心地よくなっていた。好きになっていた。

そんな中、本当に時間だけはたくさんあった。

 高校に入ると何を思ったのかラグビー部に入部した。今振り返ってみると、それまでの人生の鬱憤を晴らしてやろうという気持ちがあったように思う。成果はそこそこだった。確実に人生で一番真剣になったと思う。

ただ、それだけに、高校生活だけは自分の時間がまるで無かった。

 その後2年間の専門学校生活、住まいは寮になった。実はこの専門学校を卒業するまで、僕は一度も働いたことがなかった。朝早く出発し夕方には寮に帰る、それ以降は全て自分の時間。そんな生活が毎日続いた。

ここからかもしれない。この想いにさらに拍車がかかり始めたのは。

 

 僕のこれまでの人生は何にでも使える暇な時間、つまり「自分の時間」が沢山あった。それなのにその間はなにもしなかった。いや、できなかった。たった一つの想いに揺らぐ心があったから。 

    "じゃあなぜその想いを何年間も放っておいたの?"

確かに。なぜだろう。たぶん想いというよりかは、ずっと「夢」みたいな存在だったんだ。手の届かないものだと思い込んでいた。自分なんかじゃ無理だと感じていた。

 

一体いつからだろう。この「想い」に心を奪われ始めたのは。

専門学校時代? いいや、この時にはすでに想いは存在していた。

高校時代? いや、あの頃の僕にそんな時間はなかったはずだ。

中学時代? 確かに時間はあった。でも、なんだろう。この頃にはすでに想いに駆られはじめていたような、、、。

 

 中学時代には、"すでに"、、、?

 、、、そうか、、、。あの瞬間はもっと、、過去(まえ)、、。

 

 

 

 忘れかけていた。あの日、僕がまだ12歳の猛暑日

 家族の目を盗んで、父親の書斎から持ち出した仕事用のPC。妙に重かったのを今でも覚えている。僕はそれを忍び足で自分の部屋まで運び出した。死守していた。すでに額からは大粒の汗をかき、急いで胃袋に詰め込んだ昼食の甘口カレーの後味などとうに忘れ、幼き僕のただでさえ小さな視界は、床に置かれた子供サイズのテーブル以外を見事に遮った。

慣れない手つきでアダプターを電源に挿し、急いで押した電源ボタン。親指よりも大きなプラスチックのボタンのなんとも言い難い機械的な感触、それとともにスピーカーから放たれるマシンの起動音。タイピングの音色。どれも脳を震わせるような快感だった。

そして僕は検索画面にある単語を入力する。「 ge-mu jikkyou 」

 

 

 

そこから先の世界はもうお察しの通り、見事に僕の人生を彩った。

学校、家、友達、誕生日やおもちゃまで、それの前では何一つ心を揺さぶるものはなかった。あれから10年経った今だからこそ、それ以外の大切さは身にしみて実感したが、この想いだけはやはり僕を揺さぶり続けた。

そして2020年、僕は今ある場所で勤務している。ここでは勤務以外の「自分の時間」というものが圧倒的に長く、またその時間の過ごし方こそが今、そしてこれからの自分を形成する。僕はそう感じているのだ。

ある程度の財力をもち、少しばかりの知識を抱え、想いは誰よりも強く握りしめた今、

夢と希望を現実にするべく、意気揚々と胸を張り、僕の口から放たれた言葉は一択だった。

 

 

 

          「しゃ、ゲーム実況すっか( ^ω^ )www」

 

                ー E  N  D    ー