【しも太の日常】 No.1「実況、始めました。」
「実況、始めました。」
「社会人1年目にして、もう勤務と並行して実況動画を撮ってるやつがいるらしい。。。」
そんな噂話はもちろん無いし、あったらたまったもんじゃない(笑)現段階では誰にも知られることなく動画を撮影している。
実はというと、僕の職場は実家とはかなり離れていて、勤務先と宿舎が同じ場所になっている。つまり自分の部屋があるもんで、コソコソコソコソ、時には大胆に動画を撮ることだってできちゃうワケなのだ。いやぁ恵まれたもんだ。
今回書いているこのブログは、実況動画についてやゲームについてではなく、”実況者しも太”としての生活や僕自身の事について書いていくもの。題して「しも太の日常」。
、、、、。名前が普通だってことくらい誰でも分かってる。だけど幾年も憧れた実況者生活なんだ!オーソドックスにいきたいのサ(届けこの想い!!)
「はじめに」の方でも書いたが、僕はいままでずっと、ゲーム実況がしてみたくて堪らなかったのだ(笑)もちろんゲームは今まで沢山プレイしてきたし、実況動画も沢山見てきた影響が一番大きいんじゃないかと思う。
今日は、そんな”いち実況者”として存在するまでの間、何を見、何を感じ今に至るのか。そんなことを書いていけたらと思い立った。
人生で初めてプレイしたゲームはPCだった
記念すべき初投稿が僕自身の過去の話で申し訳ないですが、どうしても話しておきたい事の一つでもあるのが、”人生初のゲーム”について。
僕にとっての人生初ゲームはまさに青春そのものだった。遊ぶ間、寝る間を惜しんで時間を費やし、3時のおやつやご飯などは眼中になく、来る日も来る日も画面の中の世界へと心を躍らせた。そんな僕の人生初ゲームのタイトルは「メイプルストーリー」。
なんと僕はこのゲームを小学3年生(8歳)でプレイしていた。
このゲームについて軽く触れておくと、「メイプルストーリー」は、NEXONが誇る無料オンラインRPGで、2D横スクロールの世界を2頭身の可愛らしいアバターたちが自由に冒険し、それぞれ独自のストーリーを歩んでいくという、まさに王道オンラインRPGの一角なのだ!その中でもこれだけは言っておきたいという特徴が「出会い」なのだ。
このゲームでは作られたアバターたちが各サーバー同士で交流をすることができるのだが、その交流の幅が広い!そう、広い!(二回目)
メイプルの世界で出会った仲間と切磋琢磨し競い合うのもよし、物々交換でレアアイテムをもらうのもよし、一日中チャットに明け暮れるのもよし、ともに強大な敵に立ち向かうのもよし! 恐らく僕と同じように青春をメイプルの世界で過ごした同士はそう少なくはなかろう、、、。同士たちよ、コメント欄にて待つ。
とまあ言いたいことは言えたわけだが、人生初のゲームがPCのオンラインRPGだったがために、当時の僕はまんまとそのファンタジー世界の虜になってしまったのだ。
さらにこのゲームにおいては、音楽やらBGMやらキャラデザインやらゲームシステムやらが、僕のツボにどストライクだったのだ。脳漿炸裂寸前だった。
かくして僕は、僕の中のゲームの基盤をこの「メイプルストーリー」に築かれてしまい、そんじゃそこらのゲームでは飽き足らず、常に”自分との相性”を重要視してゲームを選ぶようになっていった。
実況動画との出会い
それからというもの、王道といわれるゲームは手の届く限りプレイしていった。時間だけは沢山あったのだ。
小学生ながらに、「自分に合う最強のゲームを見つけるんだ」とどこぞの武器集めRPGの主人公だと言わんばかりに(誰が分かるんだw)、ゲームに神経を注いでいた齢12のしも太は、ある日、机の上に紙とペンを用意する。そして今までプレイしたゲームを書き出し始めた。
「メイプル、メタルギア、モンハン、ポケモン、マリオ、ドラクエ、FF、ゼルダ、バイオ、ウイイレ、CSO(カウンターストライクオンライン)、サドンアタック、、、」
恐らくまだもう少し出ていたと思う。そして書き終えた紙を見つめこう思った。
「惜しい。なにかが違う。何だろう。なぜしっくりこないんだろう」
なぜか納得いかなかった、どれも素晴らしいゲームばかりだ。興奮度ならメイプルストーリーにも劣らない。
なのに、何がまだ足りないと言うんだ!(※文章は多少補正が入っております。小学生の頃からこんな中◯病ではございませんのでご安心を。)
その時僕の脳裏にひらめいたのは、当時大学生の従兄弟に教えてもらった動画サイト「Youtube」。そして謎の単語「実況動画」。
あそこならなにか答えがあるかもしれない。
そう思う一心で、僕は懐かしきPCの眠る父親の書斎へ向かったのだった。
→詳しい話は「はじめに」をお読みください。
いざ実況動画を調べるとでてきたのは、とあるゲームの実況動画だった。
そのゲームとは、「 Minecraft 」。
当時まだゲームのバージョンも低く、光の描写やブロックのスキンも雑なところが多い状態だったMinecraftだが、僕の目には、今までのゲームとは全く異なるものとして写っていた。
まさにあれは、「革命」だった。今でも覚えている。頭の中が脳内麻薬で溢れかえったかのようなあの感覚を。そしてその時同時に気づいた。今までのゲームに感じていた違和感の正体だ。
それは、圧倒的”創造性”だった。僕は自分にあった相性のゲームを探すことよりも、もうすでに自分で創りたかったのだ。世界を。システムを。生活を。
ストーリーという名の運命に縛られたキャラクターたち。立ちはばかる「ワールドの壁」。
そんなものを卓越したゲームを求めていたのだった。そしてなおかつ僕に衝撃を与えたのが「実況」だった。
その一本の動画には、プレイしている実況者の創造性や好奇心、感情の全てが現れていたように見えた。そして、すごく羨ましかった。
この日は今の僕を作り出した「Xデー」。そして「Minecraft」は、今もなお爆発的人気を誇る超有名ゲームとなった。今もどこかで当時の僕に見せたような革命を起こしているのだろうか。
「実況動画」こそ、プレイヤーとゲームの相性を見出す画期的な手段なんじゃないかと、僕に気づかせてくれた。